「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」上映と対談
                            
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ぼくたちは見た ーガザ・サムニ家の子どもたちー 上映情報

2024年 これからの上映等の情報

■ ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち 上映&監督トーク
□ 日時:9月28日(土) 14:00〜
□ 会場:都市住宅とまちづくり研究室
                (千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE 2F)
□ 入場料:1700円(会員外)
□ 問合せ・申込み:メール territoplan★gmail.com (★を@に変えて送信)
□ 主催:女性建築技術者の会

■ ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち 上映会
□ 日時:9月29日(日) 11:00〜
□ 会場:つくば市民センター コリドイオ大会議室
           (つくば市吾妻1-10-1)
□ 入場料:1000円
□ 問合せ・申込み:070-4427-4540(イセヤ)
□ 主催:Palestine Day

■ ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち 上映会
□ 日時:10月3日(木)14:00〜、18:30〜 (2回上映)
□ 会場:日本基督教団野幌教会
  (北海道江別市野幌若葉町3-8 日本キリスト教団野幌教会)
□ 参加費:500円
□ 問合せ・申込み:090-4268-5718(フエキ)
□ 主催:「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」上映実行委員会

■ ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち・古居みずえ監督 上映会
□ 日時:10月6日(日)13:30〜
□ 会場:ザ・ヒロサワ・シティ分館 集会室8号
                (茨城県水戸市千波町745)
□ 資料代:500円
□ 問合せ・申込み:080-3019-4787(イシイ)
□ 主催:改憲・戦争阻止大行進茨城

■ 憲法9条つがる女性の会20周年記念映画
「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」上映会

□ 日時:10月12日(土)10:00〜
□ 会場:弘前市民会館 大会議室
  (青森県弘前市下白銀町1-6)
□ 入場料:500円
□ 問合せ・申込み:0172-33-6958
Katea.ringo.3011★gmail.com (★を@に変えて送信してください) 
□ 主催:憲法9条津軽女性の会

■ 「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」上映会&
   「パレスチナの子どもたちに千の平和を」写真展

□ 日時:10月14日(月)13:45〜
□ 会場:広島市西区民文化センター 3F大会議室C
             (広島市西区横川新町6-1)
□ 入場料:1000円
□ 問合せ・申込み:090-8602-4232(ヒナダ)
hinada.seishi★gmail.com (★を@に変えて送信してください) 
□ 主催:ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)・広島

■ 「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」上映会
□ 日時:10月19日(土)14:00〜、18:00〜 (2回上映)
※各回とも、上映後にヨルダン川西岸から現地のパレスチナ人による現状の報告があります。
□ 会場:エルパーク仙台 ギャラリーホール
             (仙台市青葉区一番町4-11-1)
□ 入場料:800円
□ 問合せ・申込み:022-251-3106(イシカワ)
         isigyou★yahoo.co.jp (★を@に変えて送信してください) 
□ 主催:パレスチナと仙台を結ぶ会

■ パレスチナのためのチャリティ映画会&監督トーク
□ 日時:10月27日(日)15:00〜
□ 会場:東京大学YMCA
             (東京都文京区向丘1-20-6 東大キリスト教青年会)
□ 参加費:(会場)一般 1,500円 学生1,000円 (オンライン)一般1,000円 学生800円
□ 問合せ・申込み:080-6521-0614(ミヤウチ)
□ 主催:パレスチナ問題のための学生YMCA有志

 


自主上映会を開いてください! 


2023年 緊急上映会報告

上映会を開いてくださった皆様へ  (古居 みずえ)

昨年は映画「ガーダ パレスチナの詩」、映画「ぼくたちは見たーガザ・サムニ家の子どもたち」の上映活動をしていただき、有難うございました。… (続きを読む ⇒)



 

 

子どもたちの恐怖を体感しながら取材を続けて

 古居 みずえ

 パレスチナの8月は長い1か月でした。ガザに来て、パレスチナの子どもたちが味わっている恐怖を私なりに感じました。イスラエルの侵攻はこれで三度目ですが、今回は最も酷いものだと思います。
 2009年の時も、イスラム組織ハマースがいようがいまいが集団懲罰として攻撃されました。国連の学校の避難所、モスク、病院、工場……今回も同じようなところが攻撃されましたが、規模が違いました。また国連の学校避難所や病院など、人道的に許されない所が何度も攻撃されたのです。   
 これは2009年にも非難されたことですが、国際的に責任の追及をしなかったことが、規模をさらに大きくし、とどまるところを知らないほどの攻撃になっていました。
 攻撃の手法も無人偵察機(ドローン)が24時間毎日飛び、攻撃の前には更に音が大きくなり、そのうちにF16軍用機が来る耳をつんざくような音、どこに向かって落ちていくかで命が決まる。その恐ろしさは真下にいるものでしかわかりません。
 近くに落ちれば地震のような揺れと周りのガラスが振動と爆風で飛び散る。大人でもこれだけ怖いのに子どもがどれほど怖いか。すべてのガザの子どもが恐怖を味わい、将来的にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる可能性を秘めています。今回の攻撃が終わる前にすでに症状が出ている子どもたちもいました。
 8月26日に停戦が始まり、それから1か月間は穏やかな日が続くと人々は思っています。でもその先はわかりません。1か月後に、ガザ漁港、ガザ空港、そして封鎖解除に向けて話し合いがもたれるからです。しかしネタニヤフ政権はもう交渉団をカイロに送り込まないと言い、ハマースも武装解除はしないと言っています。しかし8年間続いている封鎖を解除することは人道的な観点からも一刻も急がれます。2009年、2012年の攻撃で壊された家や施設がまだ復興していないのに、今回全壊した建物は約一万棟にも達しています。その復興は、封鎖が全面解除されても5年、部分的にしか解除されないのであれば20〜30年もかかると言われています。
 私は今まではパレスチナのことは政治的な問題が解決されなければ経済援助だけしても仕方ないと考えていました。しかし今回の被害の酷さを見ると、経済援助も政治的な解決も同時に急がれると痛感します。今までホームレスも物乞いをする子どもも見ませんでした。人間関係の繋がりが強いパレスチナでは、必ず親戚縁者などが手を差し伸べてきたからです。けれど今は皆自分たちのことで精いっぱい、人の世話をする余裕はありません。子どもたちは今回の攻撃の話をするとき涙ぐみます。あまりにもつらい経験をしたからだと思います。
 私は2011年に映画『ぼくたちは見た 〜ガザ・サムニ家の子どもたち〜』を制作しました。子どもたちの目を通して、2008年末〜2009年1月のイスラエルによる爆撃で何が起きたのかを描きました。そして2014年、再びのガザ攻撃で2009年をさらに上回る、500人以上の子どもたちが犠牲になりました。今回、女性や子どもたちがどんな経験をして、何を見たのかという証言はぜひとも記録していかねばならないと思いました。これは今後も続けようと思っています。
 引き続き皆さまからのご支援をいただければ幸いです。

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● 古居みずえさんによるガザの情報は、アジアプレス・ネットワークをご覧ください。

 


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